変換のしくみ
SVGの中のパス、長方形、円、楕円、線、多角形を1つずつ読み取り、PostScriptの命令として書き直します。曲線はベジェ曲線のまま移し、円弧(arc)は同じ形のベジェ曲線に置き換えます。グループにかかった移動・回転・拡大などの変形も計算して反映します。
ドキュメントのサイズはSVGの幅と高さに合わせ、SVGの1pxをEPSの1ptとして扱います。たとえば幅500pxのSVGは、幅500pt(約17.6cm)のEPSになります。ベクターなので、あとから好きなサイズに拡大・縮小しても品質は変わりません。
変換前に確認すること
- 文字は移せません。フォントがない環境でも同じ形になるよう、デザインアプリで文字をアウトライン化してからSVGに書き出してください。方法は文字をアウトライン化する方法にまとめています。
- グラデーションは単色になります。グラデーションの色を平均した色で塗られます。
- 透明度はEPSが対応していないため、白い背景の上で見える色に置き換えて塗ります。
- クリッピングマスクとフィルター(影、ぼかしなど)は適用されません。
該当する場合は、変換後のリストに注意として表示されます。注意が出なければ、そのまま使えるファイルです。
EPSはどこで使う?
EPSは長年印刷業界で使われてきたベクター形式なので、印刷会社、看板・横断幕の制作会社、カッティングプロッターの作業では今でもよく求められます。Adobe StockやShutterstockなどのストックサイトでも、ベクターイラストをEPSで受け付けることが多くあります。提出の準備はストックサイトにEPSを投稿する前にを参考にしてください。