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印刷用ファイルの解像度とサイズを理解する

公開 2026-10-31 · Bakkumteo

この記事のポイント

  • 印刷用の写真はふつう300dpiが基準
  • ピクセル = サイズ(mm) ÷ 25.4 × 300
  • ロゴはベクターで送れば心配いりません

画面ではくっきりしていた画像が、印刷するとぼやけて出ることはよくあります。画面と紙では大きさの測り方が違うからです。いくつかの単位を知っておけば、必要なサイズを簡単に計算できます。

知っておきたい単位

単位意味
pxピクセル。ラスター画像をつくる点1つ
inインチ。25.4mm
ptポイント。1/72インチ、約0.353mm。印刷とPDFの基本単位
dpi1インチの中に打たれる点の数。印刷の解像度

必要なピクセル数を計算する

印刷物に入れる写真は、ふつう300dpiを基準にします。計算式はとても簡単です。

必要なピクセル = 印刷サイズ(mm) ÷ 25.4 × 300

たとえばA4(210×297mm)いっぱいの写真なら、210 ÷ 25.4 × 300 ≈ 2480、297 ÷ 25.4 × 300 ≈ 3508なので、約2480×3508ピクセルが必要です。名刺(91×55mm)なら約1075×650ピクセルです。

遠くから見る横断幕やポスターは、150dpiかそれ以下でも十分なことが多いです。印刷会社ごとに推奨値があるので、事前に聞いてみてください。

ベクターなら心配いりません

ロゴ、文字、図形はベクター(SVG、EPS、PDF)で送れば、解像度を気にする必要がありません。印刷するサイズに合わせてそのつど計算して描くので、いつでも鮮明です。そのため印刷会社は、ロゴをベクターファイルでほしいと言うことが多いのです。SVGがあればEPSかPDFに変換して送ってください。

このサイトのサイズの基準

SVGをEPSやPDFにするときは、SVGの1pxを1ptとして扱います。幅600pxのSVGは幅600pt、約21.2cmになります。ベクターなので、印刷するときに好きなサイズに拡大・縮小してください。

色も確認しましょう

画面は光の3色(RGB)で、印刷はインクの4色(CMYK)で色を作ります。画面で見えるとても鮮やかな青や緑は、印刷では同じように出ないことがあります。色が大切な印刷物なら、印刷会社にCMYKのファイルが必要か確認し、デザインアプリでカラーモードを変えて保存してください。